オリジナル名入れボールペンの印刷方法

名入れボールペンを製造（名入れ印刷）している業者は数多くあります。

弊社(株)エヌエーズもその一つですが、

実は他社さんとはちょっと違った方法で印刷してます。

 

 

オリジナル名入れのボールペンは印刷方法がいくつかありまして、

主に名入れボールペンはパッド印刷という方法でプリントされています。

他に、原稿データを直接商品へプリントするインクジェットも近年増えてます。

そして近年では少しレアになってしまったシルクスクリーン印刷。

あとは、キャラクター商品で販売してるような転写プリントなど、

それぞれ一長一短があります。

 

弊社はシルクスクリーン印刷専門業者なのですが、

なぜ名入れボールペン業界では、

シルクスクリーン印刷がレアなのかというところから。

 

シルクスクリーン印刷は主に平らな平面に印刷します。

それをボールペンのような丸棒に印刷すると、

商品と版（印刷デザインをプリントするためのもの）との接地面が少しだけになります。

すなわち、接地できる狭いスペースにしかプリントができません。

 

そこで丸棒にもプリントできるようにと応用された、

回転式シルクスクリーン印刷というものがあります。

これは商品と版を常に接地させた状態で、

商品をクルっと回転させながらプリントするというものです。

工業部品のような同じものを大量生産（印刷）するのであれば比較的簡単ですが、

名入れボールペンのように商品ごとに形状が違ったり、

少ロットであると応用力や技術力が必要です。

 

エヌエーズ オリジナルでは、

この回転式シルクスクリーン印刷を技術面でカバーすることによって、

他社さんとの差別化を実現しています。